どうもGuu(@Guu_blog)です。
田舎暮らしのバイク・車好きのブロガーです。
バイクの駆動部で重要なチェーン!けど以外に放置な方も多いかと思います。
今回はバイクを長く乗るために必要なチェーンメンテナンスを分かりやすく解説していきます。
バイクのチェーンメンテナンスの仕方を知らない
バイクのメンテナンスをしてみたい方
メンテナンスをしないとどうなる?
チェーンはもちろん消耗品です。
安全に長く乗るためにはメンテナンスが必要です。
じゃメンテナンスを怠るとどうなるの!?
メンテナンスしなかったら下記の
トラブルが起こる可能性があります!
- チェーンが錆びる
- 異音や走行中にガタつく
- チェーンが固着する
- 燃費が悪化する
チェーンに異常があると、走行に違和感を感じたり最悪チェーンが切れたりして事故に繋がりかねません。
しっかりメンテナンスを行って安全に乗れる状態にしておきましょう!
準備
チェーンのメンテナンスに必要な物を準備していきます。
真似して準備してみよう!
道具
- SCOTT ショップタオル ライトデューティー
- ブラシ(注ぎ口用ブラシとワコーズチェーンクリーナー付属ブラシ)
- ダンボール
- バイク用ジャッキ
- 手袋(手が汚れなければなんでもOK 私はニトリル手袋を使用してます)
- ワコーズチェーンクリーナー
- ワコーズチェーンルブ
- パーツクリーナー
準備ができたらさっそくメンテナンスに移りましょう!
メンテナンス
チェーンって水で洗ってエアー吹かしてOIL差しとけばOKですよね?
適切なメンテナンスを行わないとチェーンの寿命が短くなって
トラブルの原因になりますよ。
順を追ってチェーンメンテナンスをやってみましょう!
バイク専用ジャッキでリアタイヤが手廻しで回るくらいまで車体を上げましょう。
ダンボールを車体が汚れないようにセットします。
タイヤを手廻ししながらチェーンクリーナーで洗浄します。
少し時間を空けてチェーン表面ブラッシングしていきます。
片面のプレート洗浄が終わったら、洗浄していない面も洗浄していきます。
内側は作業しにくいですがしっかりやりましょう!
再度ダンボールを車体が汚れないようにセットし直します。
タイヤを手廻ししながらローラー部分を洗浄していきます。
シールを痛めないように、距離を空けて素早くタイヤを手廻ししながら洗浄するのがポイントです。
プレート同様、少し時間を空けてチェーンローラーをブラッシングしていきます。
プレートの凹みもしっかりブラッシングしましょう!
表面のブラッシングが完了したら、一度表面を拭き上げていきます。
拭き上げ出来るタオルや布であれば何でもOKです!
ピン、プレート表面・凹み箇所、ローラー部を隅々まで拭くこと。
注ぎ口用ブラシでローラー間を掃除していきます。
ブラシを抜く際に、勢いよく引き抜く事で汚れを残さず除去することができます。
ブラッシング後は再度ローラー部を拭き取りましょう。
洗浄が完了したらチェーンクリーナーを落としていきます。
なぜ落とす必要が?と、思われた方もいるかと思います。
理由として次工程のチェーンルブが浸透しにくいためです
どうやって落とすの?
チェーンクリーナー取り扱い説明には以下のように記載されてます。
ブラシ洗浄後、汚れをウエスで拭き取るか、水またはパーツクリーナー等で洗い流してください。
説明には水またはパーツクリーナーと記載していますが、おすすめはしません!
理由として以下の内容があります。
- 水⇒チェーンの錆
- パーツクリーナー⇒シール部劣化
防錆の性能があるにしても、錆びや劣化を誘発する行為はさけてましょう。
じゃどうすればいいの?
5~10分程度バイクで走ってクリーナーを遠心力で吹き飛ばすのが効率がいいです。
走るだけでもこれだけ、クリーナーが浮いてきます。
走って吹き飛ばされたクリーナーは拭き上げましょう。
コンプレッサーでクリーナーを落とさない!
*シールが破れて潤滑剤(グリース)が流れてしまう可能性があります。
仕上げにタイヤをゆっくり手廻ししながらチェーンルブを注油していきます。
遠心力で外側に流れていくので、内側から順に注油するのがポイント!
注油場所はシール部とプレート・ローラー間にしましょう。
注油後は余分なチェーンルブを拭き上げます。
チェーンルブはハーフウエットなので注油時は粘土が低くさらさらしてますが、時間が空くと粘土が高くなりますので一晩放置してからのりましょう。
最後にパーツクリーナーでブレーキディスクを脱脂します。
ここ大切です!
ダンボールで養生してますが、ディスクに少ながらずチェーンクリーナーやルブが吹き飛んでいます。
そのまま走行するとブレーキが利かず大事故に繋がるので忘れないようにしましょう!
チェーンルブ豆知識
豆知識ですが、少しでも作業しやすいようなポイントがあるので真似してみて下さい。
チェーンルブのノズル先端は曲げて使おう
チェーンルブ本体を傾けて使用するとうまく噴射しません。
ノズル先端をクリーナー缶を使って曲げると、傾けずに使用することが可能になります。
チェーンルブは水置換できる
読み方のとおりチェーンルブには、水とルブを置き換える働きがあります。
雨天走行、洗車後など水がチェーンに残ったままだと錆や固着の原因になります。
チェーンルブを注油しておくだけでも、チェーンを錆や固着から守ってくれて寿命延長に繋げてくれます。
長距離走行時はチェーンガードを活用しよう
チェーンルブは水を置換してくれますが、水に強くわけではありません。
長距離走行する予定がある時はチェーンガードをおすすめします。
チェーンガードは粘土がさらに高く、水に流れにくいため用途によって使い分けましょう。
メンテナンス周期
メンテナンス周期とかあるの?
メンテナンス周期は下記を目安に行いましょう。
- 500㎞/回メンテナンス(あまり汚れてなかったらチェーンルブのみでもOK)
- 雨天走行、洗車後などで多量に水がチェーンが掛かったとき(防錆)
- 砂地など汚れを巻き込みやすい道路を走ったとき
あくまでメンテナンスの目安です。
メンテナンスしすぎてもシール不良に繋がるし、しなさすぎても錆や固着の原因になります。
日頃からチェーンの状態、走行時に違和感がないかチェックしておきましょう。
まとめ
本記事では【【初心者必見】バイクのチェーンメンテナンスを詳しく解説!】を紹介してきました。
記載した通り作業すれば、初心者でも簡単にメンテナンスできると思います。
どうすればいいかわからない!
難しそうだからやめておこう!
と、決めつけていた方は道具があれば簡単にできます。
適切なメンテナンスでチェーンの寿命を保ち、快適なツーリングに行きましょう。
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