どうもGuu(Guu_blog)です
田舎暮らしのバイク・車好きのブロガーです
車・バイクを乗るということは必ず維持する上で車検が存在します
車検とは自動車検査登録制度の事であり、2回目以降は継続検査の事を指します
車検はディラーや整備工場でも受けることは可能ですが
今回は自分で陸運局に持っていくユーザー車検(バイク編)の
合格ポイントについて紹介していきます
書類準備
ユーザー車検に行く前に必要な書類の準備をしていきましょう
- 自動車検査証(車検証)
- 自動車納税証明書(税金)
- 自賠責保険証
事前予約
自動車技術総合機構の「自動車検査インターネット予約システム」から
ユーザー車検の予約が出来ますので
日程を合わせて事前予約をしておきましょう
予約制ですので早めに予約するのをおすすめします
初めての方は登録が必要ですので早めに予約しておきましょう
事前点検
ユーザー車検を受ける前に
必ずチェックしておかないといけない
点検ポイントがありますので
検査前にゆとりを持って点検しておきましょう
慌てて準備するとトラブルの原因になるで早めに準備しましょう!
【点検項目一覧】
- ヘッドライト
- ハンドル
- ハンドルロック
- ミラー
- フロントフェンダー
- タイヤ
- スピードメーター
- テールランプ
- ブレーキランプ
- ナンバー灯
- ブレーキ
- マフラー(排ガス・排気音)
- ホーン
- フローバイガス
- 表示関係シフトチェンジ番号
- 車体周り(ボルト・OIL漏れ)
- 年式別の必要機器
それでは一つ一つ確認していきましょう
ヘッドライト
タイヤをロックし車体を平行にして検査場の測定機器にて
ヘッドライトのHiとLoの光軸と光量を測定します
ヘッドライトは光量と光軸がポイントになりますが
個人的には一番苦戦する検査だと思います
光量は車検対応のヘッドライトでも
リフレクターの劣化やバルブによって光が拡散して
不合格になる事があります
光軸も素人がネットの情報で調整しても
99%(たまたま通る人もいるかも?)不合格になります
車検前に陸運局付近のテスター屋に
光量確認と光軸調整をしてもらいユーザー車検の検査に臨みましょう
光量は純正ヘッドライトを取り付ければ間違いないかと思います
テスター屋で光量が出ず厳しいと言われたら、バイク屋でヘッドライトをレンタルか購入しましょう!
バッ直で光量を上げる方法もありますがトラブルの元になりますのでやるなら自己責任で!
ハンドル
前回受けた車検の時とハンドルの
幅と高さは変わっていないか確認しましょう
下記の高さ・幅内の変更であれば問題ありません
高さ=プラスマイナス4cm
幅=プラスマイナス2cm
規定の数値に収まってなかったら車検通らないの?
構造変更をすれば通ります
別途費用は掛かりますが
申請すれば新しい幅と高さに変更になりますので
慌てずに構造変更の手続きを行いましょう
ユーザー車検は3回/日受けれますが、検査日に合格せずに別日になる場合は
追加で構造変更費用が掛かりますので注意しましょう
ハンドルロック
ハンドルがロック出来ることを確認しましょう
純正ですとメインキーと同様の場所に設置し開度によってロック出来たり
別に固定キーがありネック部分を固定するなど
愛車にロック機能がついているか確認しましょう
そもそもついてなかったら??
付いてなかったら南京錠やワイヤーロックなど施錠機能として代役を果たし
ハンドルがロック出来る事が確認できれば問題なく検査は通ります
年式が古いバイクは施錠機能がなくても通るかもしれないので
陸運局やお世話になっているバイクショップに確認しておきましょう
ミラー
ミラーは後ろが見えれば合格でしょ?
ミラーにもサイズや取付け幅が決まっていますよ
- 大きさは規定のサイズであるか
- 左右両方に取り付けているか
- センターから280㎜以上離れているか
ミラーサイズ(大きさ)は鏡面面積が69平方センチメートル以上と規定があります
形によっても規定があるのでチェックしておきましょう
- 円形以外・・・鏡面サイズ120mm×200mm(200mm×120mm)未満で直径78mmの円が収まること
- 円形・・・鏡面のサイズが直径94mm以上150mm以下であること
意外に細かいんですね・・・
悩んだ時は純正ミラー若しくは汎用丸形ミラー4インチなら
問題ありません
丸型3インチは不合格になりますので注意しましょう
ミラーは左右取付けましょう
カスタム車両で一つしか取付けていない方は
両方取付けられるように準備しておきましょう
両方ミラーを取付けるのもそうですが
設置の距離にも決まりがあるので注意しておこう!
ハンドル中心から280㎜以上離して取り付ける決まりもあります
280mm以上と規定があっても
離し過ぎて通行人に接触しない位置に設置しましょう
純正なら基本問題ないですがカスタムしている方は
見逃しポイントなので確認しておきましょう
フロントフェンダー
フロントフェンダーがなくても基本は車検に問題ありません
しかし検査官が危険と判断した場合は車検不合格となりますので
フロントフェンダーがあるなら取り付けておきましょう
またフロントフェンダーがなくても問題ないからといって
割れやヒビが入ったままになっていると
整備不良と判断され不合格になる可能性があるため
装着するときは異常がないフェンダーを取り付けるのをおすすめします
タイヤ
タイヤに少しヒビが入っていても車検は問題ありません
しかし溝がないと車検は不合格になりますので確認しておきましょう
溝がない場合は車検に通らないとは別に
スリップして転倒する危険がありますので
タイヤ交換をして安全な状態でツーリングを楽しみましょう
スピードメーター
スピードメーターは保安基準で数値が以下のように定めらえています
- H19/1/1以降 =40km/hに対し実速度30.9~42.55km/h
- H18/12/31以降=40km/hに対し実測度30.9~44.4km/h
メーターが実スピードと整合性があるか確認しておきましょう
え?どうやって整合性とるの?
知人に車かバイクで40キロ巡行してもらい
差異がないか確認して整合性をとってしておきましょう
私はユーザー車検5回受けてますが
メーター取替の時はこの方法で確認して問題なく通ってます
また正常に作動しているかも確認しておきましょう
純正ならほとんどズレはないかと思いますが
スピードメーターを変更した方や
ホイールのインチを変更した方などは注意しておきましょう
インジゲーターって必要なの?
インジゲーターなくても通ります
N(ニュートラル)もウインカーも何も付いていなくても問題なく通ります
忘れやすいポイントとして
Km/hrの表示がないスピードメーターは車検通りませんので
ペンで記入するかシールを貼って対策しておきましょう
テールランプ
テールランプは以下のポイントを確認しておきましょう
- レンズサイズ:20cm2以上
- 色:赤色ランプのみ
- 光量(常灯=5W以上30W以下・ブレーキ灯=常灯の5倍以上)
上記のチェックポイントはナンバーとテールランプが一緒の場合の基準となります
テールランプのみの基準は多少違いますので注意しましょう
テールランプのみってどんな時??
サイドナンバーでテールランプと
別々に設置している時に該当します
ちなみに・・・テールランプのみの基準は以下の3つになります
- レンズサイズ:15cm2以上
- 色:赤色ランプのみ
- 光量(常灯=5W以上30W以下)
テールランプの取付け位置は
左右対称で中心から2m以内に設置する規定があります
テールランプが中心に設置していない時は左右対称になるようにしましょう
ナンバー灯がない時は車検通らないので忘れずにチェック!
ナンバー
ナンバーについては別記事にて詳しく記載していますのでこちらを参照ください
ブレーキ
ブレーキ検査にはフロント・リアそれそれ検査があります
検査機でタイヤを回しブレーキを掛け、正常に停止し電光掲示板に「○」と出ればすれば合格です
検査前にブレーキフルートやブレーキパットを確認し
腐食や摩耗があれば交換しておきましょう
またブレーキフルートの漏れがあっても不合格の要因になりますので
事前にOHするか、検査前に拭き上げておきましょう
マフラー(排ガス・排気音)
マフラーについては別で詳しく記事を記載していますのでこちらを参照ください
フローバイガス
フローバイガスとは未燃焼ガスのことを表し
平成17年(2005年)製造のバイクを境に規制が厳しくなり
2次燃焼装置(FI)が必須となっています
FIを取外し、大気開放にするなど
元から装着している装置を取り外すと当然、車検不合格になります
年々地球環境に対して厳しくなっているので
出来るだけ純正状態に戻しておこう
ホーン
ホーンの検査はdb以上となっています。
社外品でも規定のdbを超えていればもちろん問題ありません
- 112dB 以下 87dB 以上
- 112dB 以下 93dB 以上(※平成15年以前に製造されたバイクに適用)
純正品でもホーン本体劣化や配線不良でホーンが鳴らない場合は
不合格になるため事前に音がなるか確認しておきましょう
表示関係
バイクの機器に表示がなければ不合格になります
え?動作が正常なら問題ないんじゃないの?
表示がないと検査不合格になります
表示はどこにいるの?
下記の項目に表示があるか確認しておきましょう
- セル・・・スタート or start
- ウィンカー・・・右・左 or right・left
- ホーン・・・ホーン or Horn
- スピードメーター・・・km/hr
- シフトチェンジ・・・1-N-2-3-4-5-6(バイクによって4速~6速と違いあり)
油性ペン、若しくはシールでもいいので表示は忘れずに記載しておこう
車体周り(ボルト・OIL漏れ)
車体のボルトの緩みはないか
OIL漏れはないか車体全体を確認しておきましょう
ボルトの緩みも簡易ではありますが、ハンマーで軽く叩かれ点検されます
一度増し締めしておくのをおすすめします
車検関係なく安全に関わる事ですので日頃から気にしておこう!
オイル漏れもブレーキの所で記載していますが
事前に拭き上げるか
根本的に漏れがあるところはパッキンやシール類は事前に交換しておきましょう
年式別の必要機器
フローバイガスのところでも記載していますが
年式によって必要な機器が違います
ウィンカーが必要ない年式
排ガス規制が緩い年式
ABSが必須な年式
愛車の製造年月日で必要な機器が搭載されているか以前に確認しておきましょう
私が昔載っていたドラッグスターは排ガス規制が厳しく、マフラーを戻していても二次空気供給装置を外していたため音量は問題ないが排ガス検査でOUTでした
まとめ
ユーザー車検合格に向けた17のチェックポイント(バイク編)如何だったでしょうか?
私もユーザー車検初めての時は不安でいっぱいでしたが
チャレンジするうちにコツが掴めてきてうまく通すことが出来るようになりました
また事前に最寄りの陸運局に連絡するか
直接いって話を聞いても詳しく教えてくれます
慣れれば難しくないのでチャレンジしてみましょう
ブログ初めてテーマに迷ったらSWELLおすすめ
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