どうもGuu(Guu_blog)です。
田舎暮らしのバイク・車好きのブロガーです。
自分でカスタムやメンテナンスをしていくと、シールテープというのを使う時が来るかと思います。
今回はそのシールテープについて詳しく解説していきます。
シールテープってどんな役割?


シールテープってどんな時に使うの?



シールテープは捻じ込み部から漏れを防ぐ役割として使います。
捻じ込み部からの液体、気体の漏れを防いでくれます。
捻じ込むので密閉性がありそうですが、意外に隙間はありネジ山の隙間から漏れ込んでしまいます。
そんな時にシールテープを活用しましょう。
パッキンやガスケットがあれば、巻かなくても漏れないので確認しましょう!
シールテープの正しい巻き方は?





ネジにシールテープを巻いて一緒に締め込めばいいんですね!



ただ巻けばという訳ではありません!巻く時にもポイントがあります!
正しい巻き方
シールテープは巻き方を間違えると、逆に緩んでしまい漏れが発生してしまいます。
巻き方はオス側の締める方向に対し、逆向きに巻きます。
ナット等のメス側とシールテープは同じ巻き方向になります。


頻繁に巻くことがなく忘れやすいので、左手でネジを持って上に巻く!と覚えておきましょう。


自分なりに覚えやすい巻き方で覚えるのもいいと思います。
逆ネジの場合は巻き方も逆になるので注意しましょう。
適正な巻き数は?
巻き数は2~3周を目安に巻きます。
1周ではシールの役割としてはちょっと不安があります。
3周を超えてくるとネジを締め込むときに苦労します。
2~3周巻けば十分シールの役割を果たしてくれます。



巻きながら覚えていきましょう。
巻きやすい方法は?



シールテープ巻こうと思ったけど意外に難しい・・・
何かコツないの?



巻いただけうまくなりますが、私なりの巻きやすい方法教えますね。
まずはシールテープ本体の中心に穴が開いてますので、その穴に人差し指をいれます。
巻きやすい方の手で、シールテープを持ちましょう。


次に逆の手で部品を持ち、オス側の締める方向とは逆向きに巻いていきます。
このとき少し引っ張りながら巻くと上手に巻けます。


この巻き方に慣れると、綺麗にしっかり巻けるようになりますのでチャレンジしてみましょう。
シールテープ使うに当たっての注意点





シールテープを使うにあたって、注意点を2つ紹介していきます。
ネジ山の末端までシールテープは巻かない
シールテープを巻く時は、末端のネジ山を一山残して巻きましょう。





なんでそんな事するの?多く巻いた方が漏れにくいと思うけど?
末端まで巻いてしまうと、シールテープが捩じ切れて内部に巻き込んでしまう事があります。
シールテープを巻き直す時は古いシールテープを確実に剥いで巻き直す
一度ネジを外したら、古いシールテープが溝に残ってしまいます。
改めてネジを締める時は、古いシールテープを確実に除去してから取付けましょう。



古いシールテープが残っていたらどうなるの?



古いシールテープが残っていたら、ネジ山に
うまくシール出来ず漏れの原因になります。
古いシールテープは、ネジ山に喰い込んでいて剥しにくいです。
そんな時は真鍮のワイヤーブラシを使用しましょう。


軽く磨くだけで綺麗に取れますので、1本準備しておくのをお勧めします。
SUS製でもシールテープは取れますが、母材を傷つける恐れがあります。
寿命ってあるの?


寿命という寿命はないですが、巻き直す目安はあります。
- 漏れが発生したとき
- 一度ネジを外したとき
漏れが発生したとき
漏れが発生したときは、シールテープの劣化が考えられます。
漏れ(滲み)が気にならなくても、メンテナンスに合わせてシールテープを巻き直して置くと維持できます。



漏れが多い場合は早めに交換しましょうね。
一度ネジを外したとき



ネジを外した時は全部巻き直し?



そうですね。
- シールテープを巻いて、一度ネジを締めて緩めたとき
- 定期メンテナンスでネジを外したとき
上の二つは必ず巻き直しましょう。
シールテープはネジ山の隙間を埋めてくれる役割です。
一度締め込んで緩めるとネジ山の型が付いて多少の隙間が発生し、そこから漏れが生じてしまいます。



手間だからと言って巻き直さないと、
最後の最後に巻き直しになるかも・・・
まとめ
本記事では【シールテープって?巻き方からポイントまで詳しく解説します!】を紹介してきました。
これから自分でメンテナンスする人は、意外に知らない内容だったんではないでしょうか?
シールテープ自体は安価な商品となってますが、重要な役割を果たしてくれます。
漏れに悩んでいる方は、一度チャレンジしてみましょう。
それではおさらいです。
- 役割は捻じ込み部からの液体、気体の漏れを防いでくれる
- 正しい巻き方はオス側の締める方向に対し、逆向きに巻く
- 適正な巻き数は2~3周が目安
- ネジ山の末端までシールテープは巻かない
- シールテープを巻き直す時は古いシールテープを確実に剥いで巻き直す
- 寿命はないが、漏れや一度ネジを外したら必ず巻き直しましょう
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