錆を活かしたいなら転換剤に限る!

どうもGuu(Guu_blog)です

田舎暮らしのバイク・車好きのブロガーです

長年、バイクや車に乗っていると愛車の錆が気になる事があるかと思います

最近は新品の部品をワザと錆びているように見せるエイジング加工が流行っており

あえてヴィンテージ感を出すために加工していますね

今回はエイジング加工ではなく

本物の錆の進捗を止め、赤錆から黒錆(防錆塗膜を形成)にする

転換剤を使用した錆対策について紹介していきます

目次

錆とは?

錆とは金属表面と環境中の酸素と水分が反応して

腐食することをいいます

基本は塗装や防錆剤を塗っていると金属との酸化を防ぎ錆は発生しません

しかし長年の乗っていると

塗装や防錆剤も劣化し剥がれてしまい

放置していると錆びてボロボロになってしまいます

雨の日に乗ってそのまま放置したり

洗車をしたまま拭き上げずに放置したり

塗料が剥がれた箇所をそのまましたりしていると

錆びの原因になりますのでしっかり愛車の管理をしましょう

錆対策

錆は発生したらワイヤーブラシで取ってしまえばOKという訳にはいきません

ワイヤーブラシで磨くことで周りの塗料や防錆剤が剥がれると余計錆が侵食していまいます

じゃどうすればいいの?

Guu

錆対策といってもいくつかあります

  1. 塗装
  2. 防錆剤
  3. 転換剤
Guu

今回は③の転換剤を使用した錆対策を紹介します

転換剤とは

転換剤とは錆を赤錆から黒錆に変化させ

酸化による錆の侵食を抑え、なおかつ新たに錆を発生するのを抑えてくれる役割を果たしてくれます

塗装・防錆剤・転換剤の違いは?

塗装・防錆剤・転換剤は塗るタイミングが違います

塗装・防錆剤は錆が発生する前に塗る

転換剤は錆が発生した後に塗る

項目使用タイミング
塗装錆発生前
防錆剤錆発生前
転換剤錆発生後

基本は塗装も防錆剤も錆の発生前ですが

錆が発生したあとでも錆を残らず除去してから

対策すれば錆は発生しにくいのでチャレンジしてみましょう

錆が残っているといくら綺麗に塗装しても錆が下から浮き上がってきて

塗装が剥がれてしまいますので下地で手を抜かないようにしましょう

Guu

錆びたあとの塗装について書いた記事もありますので
気になる方は是非ご覧ください

転換剤の使い方

それでは転換剤の使い方について紹介します

今回は SOFT99 赤サビ転換防錆剤使っていきます

手順の一覧は下記の通りです

  1. 準備
  2. 錆を軽く削る(真鍮のワイヤーブラシ)
  3. パーツクリーナーで汚れ取りと脱脂
  4. 転換剤塗布

それでは実際にやってみましょう

準備

Guu

作業がスムーズに出来るように前もって準備しておきましょう

  • 転換剤
  • ワイヤーブラシ
  • パーツクリーナー

錆を落とす(真鍮のワイヤーブラシ)

黒錆にしたい箇所の金属部分の錆を真鍮のワイヤーブラシで落としていきましょう

錆の具合にもよりますが腐食して浮き上がった錆を落とす程度で大丈夫です

傷を付けたくないパーツには養生するか、パーツを外して作業するようにしましょう

パーツクリーナーで汚れ取り脱脂

パーツクリーナーで汚れ落とし脱脂を行い拭き上げましょう

Guu

パーツクリーナーは揮発しやすいので
そのままでも放置してても大丈夫です

転換剤塗布

汚れ取りと脱脂を行ったら転換剤を錆のところに塗っていきましょう

SOFT99 赤サビ転換防錆剤には専用の容器とハケがセットで付いていますので

容器に適量入れてハケで塗っていきます

少量でも以外に幅広く塗れますので、容器に移す際は慣れるまで少しずつ移すのを勧めます

転換剤が乾いてまだ赤錆のところがあれば数回塗って黒錆に変わるまで塗りましょう

Guu

下の写真の青線で囲っているところは元々は赤錆でしたが
塗り続けたら黒錆となっていいヴィンテージ感を出してくれてます

おまけ

黒錆にしていい味が出てきてそのまま維持したいときは

クリアの塗料を噴くとそのままの状態を維持できますので

転換剤が硬化したのを確認してやってみて下さい

使用上の注意点

錆の腐食を防いでくれて万能な転換剤ですが使用する中で

気掛かりな点があったので使用する際は下記の内容に注意してください

  1. 錆びてない塗料やメッキ上に塗ると変色する
  2. 黒錆にしても接触等で剥がれたら赤錆が出てくる

錆びてない塗料やメッキ上に塗ると変色する

錆に対しては黒錆となり腐食を防いでくれますが

錆びていない塗装やメッキに塗ると変色してしまいます

Guu

私も何気なく塗ったら白が紫にメッキが黄ばんだりして失敗しました

錆以外の所に塗る時は注意しましょう

黒錆にしても接触等で剥がれたら赤錆が出てくる

転換剤はあくまで表面の防錆塗膜となります

ネジの頭やよく何かが接触する所は表面の塗膜部が剥がれ赤錆が出てきてしまいます

一度塗膜しても永遠ではないので赤錆が出てきたら再度いちから転換剤を塗って黒錆にしましょう

まとめ

錆を活かしたいなら転換剤に限る!如何だったでしょうか?

バイクや車の錆をあえて落とさず錆を活かしたヴィンテージ加工

錆の処置を迷っている方は是非やってみましょう

おさらいです

  • 赤錆を黒錆変化(防錆塗膜を成形)
  • 転換剤は錆が発生した後に防錆対策するもの(塗装・防錆剤は錆が発生する前)
  • 転換剤を塗る時はワイヤーブラシ→パーツクリーナー→転換剤の順で行う
  • 転換剤硬化後、水性塗料以外なら上から塗れる
  • 錆びて居ない塗料やメッキに塗ると色が変色する
  • 表面が剥がれると下から赤錆が出てくる
Guu

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