どうもGuu(Guu_blog)です。
田舎暮らしのバイク・車好きのブロガーです。
ショベルヘッドに乗ってて、オープンプライマリーのフロントプーリーガイドが割れました・・・
周りに聞いても、ネットで調べてもあまり聞かない事例でした。
今回はフロントプーリーガイドを交換したので、取替方法を紹介していきます。
- フロントプーリーガイドの不良で取替えたい方
- フロントプーリーガイド役割
プーリーガイド役割
プーリーガイドは主に以下の役割があります。
- 摩耗の軽減(ベルトが摩耗しにくくなるように適切な位置で支えるため)
- 安定性(ベルトが外れたりずれたりしないようにするため)
ベルトが片伸びしたり、芯が出ていないとベルトがどちらかに触れて蛇行することもあります。
その時に脱落しないようにガイドが取り付けられています。
プーリーガイド取替手順
割れてしまったプーリーガイド・・・
それではプーリーガイドの取替え手順を紹介していきます。
写真のナットを緩めていきます。
緩める時にプーリーも供廻りしてしまうため下記の方法で取り外しましょう。
取っ手の長いレンチでプーリーを固定して緩める
インパクトは機器を壊すリスクがあるので、私は後者の方でナットを緩めました。
ここがポイントですが、ネジは正ネジです。
正ネジ⇒時計回しで締まる 逆ネジ⇒半時計回しで締まる
緩める際にプーリーを固定する必要があります。
固定するには専用工具が必要です。
ベルトの場合はこちらのロックツールでなく、プーリー同士を固定するバーが必要です。
私は持ってなかったため、木材を加工してセットし緩めました。
外した後に木片が残っていると、ベルトが切れる恐れがあるので掃除も忘れずにしましょう。
ナットを緩めたらプーリーガイドを取外します。
ナットに挟み込んでいるだけなので簡単に取り外すことができます。
新しいプーリーガイドを取り付けていきます。
サイズがあるので自分のプーリーサイズを確認して購入しましょう。
取り付け手順は取り外した順番の逆で付けていきます。
取り付け時の注意点があります!
プーリーガイド取付けで、最後の固定ナットを締める際はインパクトドライバーの使用は絶対やめてください。
なんで?
インパクトで勢いよく締めると、プーリーガイドの割れや奥の発電機器の故障に繋がります。
せっかく取り付けたはずが破壊してしまうことに・・・
規定の締め付けトルクがあるので、締め付け時はトルクレンチにて締め付けを行いましょう。
108~135Nm
まとめ
本記事では【ハーレーオープンプライマリープロントプーリーベルトガイド取替紹介】を紹介してきました。
基本発生しない事例ですが、DIYでやってしまった経験のある方もいるかと思います。
いざ取り替える時にポイントを押さえておけば難しい作業ではありません。
工具代は必要ですが、長く愛車に乗り続けたら何回か発生する可能性もあります。
本記事同様のトラブルが発生した場合は参考にしてみて下さい。
それではおさらいです。
- フロントプーリーナットを緩める・・・プーリーの固定が必要
- プーリーガイドを交換
- フロントプーリーナットを締める・・・締め付けトルクに注意
- インパクトドライバーはバイクを壊すリスクがあるので使用しない
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