どうもGuu(Guu_blog)です
バイク(エボ・ソフテイル)を乗っててクラッチの切れが悪い
クラッチの遊びを調整したいと思う方が参考になる記事となっています
エボ・ソフテイルのクラッチ調整は2箇所(クラッチケーブルとクラッチ)必要ですので
ポイント含めて解説してきます
クラッチ調整
素人でも出来るの??
工具さえあれば出来ますがシビアな部分もありますので
愛車の癖を調整しながら把握していきましょう
準備
それではクラッチ調整に必要な工具の準備をしましょう
- バイク専用ジャッキ
- 手袋
- スパナ(1/2インチ・9/16インチ)
- 六角レンチ(7/32インチ)
- メガネ(11/16インチ)
- シリコーングリース
- パーツクリーナー
- ウエス
ジャッキアップ
車体をジャッキアップして平行にしておきましょう
ジャッキアップしなくても出来ますがプライマリーオイルが漏れる可能性があるので・・・
クラッチケーブルアジャスター緩め
まずはクラッチケーブルのアジャスターに被せているブーツを外していきます
次にケーブルのアジャスターロックナットをスパナ(1/2インチと 9/16インチ)で緩めて
アジャストナットを手で締めて(ワイヤーは緩まる方)ワイヤーに遊びを持たせましょう
このとき最後までアジャストナットは締めておきます(ワイヤー緩め)
ダービーカバー取外し
ダービーカバーを六角レンチ(5/32インチ)を使って取外していきます
ボルトは同じ箇所に戻せるように段ボールに刺すか分かるように置きましょう
カスタムやメンテナンスはパーツを元の位置に戻す!が鉄則です(ボルト場所やパーツの向き等)
ボルトを緩めたらタービンカバーとOリングが落下しますので落とさないように支えておきます
クラッチ側アジャストボルト調整
次にクラッチ側の調整を行っていきます
アジャストボルトを六角レンチ(7/32インチ)で固定し
ロックナットをメガネ(11/16インチ)を使って緩めていきます
アジャストボルト調整は六角レンチでは力が入らなかったので
ラチェットにエクステンションバー(延長する部品)と
7/32インチのソケットを付けて調整してます
ロックナットはメガネを万力で曲げてプライマリーケースに
干渉しないようにして調整しました
ロックナットを緩めたらアジャストボルトをの位置を下記の規定の回転数で調整していきます
指で軽く締めきって1/2~1回転戻し
私の愛車は1/2回戻しではクラッチが固すぎて操作性が悪かったですが
徐々に調整し、1回転戻しで操作性が格段に上がりました
シビアに変わる部分ですので操作性のいい位置を見つけましょう
アジャストボルトの位置が決まったらアジャストボルトが回らないように固定して
ロックナットを閉めて調整完了です
オイルで手が荒れるといけないのでニトリル手袋等を付けましょう
クラッチケーブルアジャスター調整
クラッチ側の調整が終わったらクラッチケーブル側のアジャスターの調整をしていきます
アジャストボルトを緩め(ケーブルは張る方)ていきましょう
目安:ワイヤー根元とレバーブラケット間を1.6~3.0mmに調整
クラッチの繋ぎが近い方がいいのか遠い方がいいのかは
自分で運転しながら規定の範囲内で調整しましょう
位置が決まったらロックナットをアジャストボルトに締め付け完了です
ダービーカバー取付け
全ての調整が終わったらダービーカバーを取付けていきます
基本Oリングは交換をおすすめしますが、新品でも再利用でもシリコーングリースを塗って取付けましょう
再利用する時は漏れる可能性がありますのでご検討ください
ボルトを締めるときは片締めにならないように対角にならないように締め付けますが
3箇所しかないので
軽く均等に細かく締めていき、増し締めの時に締めるようにして下さい
ジャッキダウン
ジャッキダウンしてバイクを降ろします
最後にパーツクリーナーでダービーカバー周辺を綺麗に掃除しましょう
オイルが付いていると塗装が剥がれたり汚れが取れにくくなりますよ
試運転
調整後はクラッチの繋ぎ等を走って確認してください
クラッチをマニュアル通り調整してもクラッチが重かったり切れなかったりしてトラブルの原因になります
1/4回転でもシビアに変わってくるので必ず試運転して確認しましょう
おまけ
エボ・ソフテイルのクラッチは調整して軽くなっても正常に非常に重いです・・・
そんな重さを解消してくれる部品も販売してますので検討するといいかと思います
VPクラッチは1998~17年ビッグツインモデル1340~1690ccに適合 (※98年モデルはダービカバースペーサーが必要)
まとめ
エボ・ソフテイルクラッチ調整教えます!
如何だったでしょうか?
難しい作業ではないですがシビアな部分にもなりますので
自信のない方はショップへ依頼しましょう
近くにショップがない方は是非チャレンジを!
それではおさらいです
1.プライマリーオイルが漏れないようにジャッキアップして車体を平行にする
2.調整前にクラッチケーブルのアジャストボルトを締め込む(ケーブル緩め)
3.タービンカバーは外したら落下するので支えながら外す
4.ボルトや部品を外して組む時は元の状態に戻すこと(ボルトの場所やカバーの向き等)
5.クラッチ側のアジャストボルトは指で締め込んで1/2~1回転戻しで調整
6.クラッチワイヤーのアジャスター調整はワイヤー根元とレバーブラケット間を1.6~3mmに調整
7.タービンカバー用のOリングは新品に取替えるのがベスト(状態が良ければ再利用も出来るが漏れるリスク有)
8.タービンカバー用Oリングはシリコーングリースを使用すること(再利用するにしても)
9.調整後は必ず試運転してクラッチ具合を確認すること
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